寒い時期に作物を育てる時の注意点!失敗すると枯れてしまうことも

農業は冬、寒い時期になると作業していないイメージを持つ人もいるかもしれませんが、農業は冬、寒い時期にも作業をしています。実際に寒い時期に育つ作物などもありますので、農家の冬の仕事はそういった作物の世話になります。
寒い時期に作物を育てる場合はいくつか注意点があるので、寒い時期に栽培したことがない方は覚えておきましょう。まずは寒い時期というと、朝になると霜が降りているということがありますよね。この霜は作物に影響を与えてしまうので、対策しておく必要があります。
ビニールシートとかを使って育てている作物にできるだけ霜が当たらないように工夫する農家の方もいるようです。作物に霜が当たってしまうとどうなるのか?というと、まだ苗を植えたばかりの物だと枯れてしまう場合もあります。
霜が当たるだけでも枯れてしまうリスクがあるため、寒い時期に作物を育てる場合は霜に注意しましょう。また、万が一枯れなくてもできが悪くなることがほとんどです。作物に霜は良い事がありませんので、寒い時期には必ず霜の対策はしておきましょう。
寒い時期に心配になるのは天気で、冬になると雪が降ることもありますよね。雪も作物を育てる時には注意しておく必要があります。雪が降ってしまうと霜同様に作物が育たないとか枯れてしまう場合もあります。雪が降る時期に育てる作物を育てる場合は雪の対策もしておきましょう。
対策としましては温床とかハウスを用意するといった方法があります。ハウスはビニールハウスというとわかりやすいのではないでしょうか。ビニールハウスがあれば同時に霜の対策もできるため、用意しておくのもいいかもしれません。
ただ、雪がたくさん降ってしまうと重さでハウスが壊れてしまう場合もあるので、ハウスの方の雪対策もしておかなくてはいけません。雪でハウスが壊れるということは結構ありますので、ハウスで作業する時にも注意しましょう。
冬に作物を植える場合は、「育ちにくい」というデメリットがあるため、育てる作物はよく考える必要があります。寒い時期でも育つ作物があるので、寒い時期に栽培する場合は、寒さに強い作物を中心に選びましょう。
寒さに強い野菜をあげるならばジャガイモとかほうれん草、コマツナといったものがあげられます。これらの作物は気温が低い時期でも栽培することができるので、寒い時期に栽培したい時に植えてみましょう。
上記以外にも寒さに強い作物があるわけですが、初心者の場合は寒さに強い作物がどれかわからないことも多いです。その場合は種を購入する時に袋に記載されていますので、購入する時に確認しておくとよいでしょう。
農業は天候に影響するため、作物を育てる方は必ず天気の確認も行っておきましょう。すでに紹介している通り、霜とか雪は作物を枯らせてしまうので、必ず予報をみて翌日は霜が降りるのか、雪が降る可能性はあるのか調べておきましょう。
寒い時期になると、外も寒いですしお世話をする人も大変です。さぼってしまうと無駄になってしまいますので、寒い時期も大変ですが作物の世話をきちんと行いましょう。